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2017-02

水難の相2 170220

水難の相2
翌日、日曜の出港は7時半くらい。
やや収まってきた風に、迷わず沖を目指しますが、ウネリが巨大。
なんとか片島までたどり着き、烏賊を狙いますが、ウネリの度にティップが動き、全くあたりがとれない状態。
では魚を狙おうかと、さらに西へ進もうとしますが、さらに大きなウネリ。
空腹もあり、船酔い状態となったため、沖をあきらめ、湾内に戻ります。
スロープで一緒になった方は、ウネリに負けず、沖を目指された、とか。
ブリとヤズを釣っておられましたので、私も行けばよかった、と、少し後悔します。

湾内でアオリを二杯、追加。
凪となった東海岸、海峡で魚を狙いますが、潮が小さく、一向にあたりすらなく、時刻もやがて正午。
うーん、これでは魚は坊主になってしまう。
と、潮が少しでもきいているところへと、山の浦沖へ移動。
なんとか55くらいの赤様を一枚釣って、土産は確保します。
170219s.jpg



多少の釣果と、快調な船外機に気をよくし、上陸のために港に戻ったのが、14時頃だったと思います。
いよいよ、悪夢の開幕、です。

いつもと違い、西風。
おう、これはいい、スロープから沖方向への風だ。
ボートから降り、トレーラーを取りにいく間に、浅場にボートが乗り上げ、底をこする恐れもない。
慎重にスロープに近づき、エンジン停止。
チルドアップし、すぐさま船首へ向かい、降船準備。
いつもより、惰性走行が少なく、いつの間にかボートは完全停止。
既に、やや沖の方へ戻されつつ、あります。

再度、エンジンをかけ、さらに陸地に近づけるべきか、一瞬悩みましたが、見える海底はすぐ、そこ。
えーい、多少、深いかもしれないけど、短いけど、私の足の長さの範囲だろう。
飛べ、降りろ!と、私の脳は判断・・・。

冬の、南の海の透明度を、完全になめてました。
着くはずの足が、スロープの海底に着かない・・・。
まだ、着かない・・・、まだ・・・。

結局、私の身長くらの水深がまだあり、いっきょに顔まで海水につかります。
ライフジャケットは、そのすばらしい性能をいかんなく発揮され、ボムッ・・・、と、膨張、上半身をしっかり浮かせます。
沖へ流れて行くマイボート。
クリートをつかもうと、必死に腕を伸ばしますが、上陸用にはめていたゴム手袋では、つるり。
頭はパニックになり、まずは身の安全を、と、停泊している漁船の竹の筒をつかもうとしますが、やはり、つるり。
意を決して、陸まで泳ごうとしますが、ウェーダーの中にもたっぷり浸水しているため、体を水平にすることができません。
立ったままで、犬かき、抜き手クロール、悲鳴をあげながら、がむしゃらに腕をまわし、何とか足がつく浅場までたどり着きます。
後で冷静にその現場を見てみると、その距離はわずか、3mほど。
パニックと、ウェーダーの恐怖を、改めて実感します。

ボートは、ちょうど、タイミングよく帰港された、古醜さんにピックアップしてもらい、護岸の漁船に一時係留、何とか無事に回収。
へばりつき、自分では脱げないウェーダーも脱がしてもらい、たくましく膨張したライフジャケットを笑顔で眺めながら、生還の喜びをかみしめます。
170219ボムs
いやはや、すさまじい、悪夢、でした。
なんとかスマホや車の電子キーは作動しましたが、着るものは下着から、靴下、防寒着まで、じゅっくり、じゅっぽり。
濡れた体で車に乗るわけにもいかず、寒空の下で全身、裸になり、着替え。
近くを通る、釣り人や地元の人の視線も気にせず・・・。

着替えを済ませ、体温を回復させたところで、帰路に。
あらためて、無事だった喜び、単独釣行ではなかった幸運を、かみしめます。
「インドの占い師さん、また、助かりましたよ」
「これからも、ますます、注意して、釣りに出かけますから、安全、祈願してね」
届くはずのない、感謝の気持ちを伝えつつ、マラソンが終わり、日常を取り戻した熊本市内へ、帰ってきました。
あー、よかった。

が、帰宅すると、海水にしっかり濡れた、全ての衣類を奥さん、発見。
こっぴどく、説教を、受けました・・・、とさ。
「インド人の占い師さん、もう一つの予言も、宜しく、です」
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水難の相1 170220

水難の相1
学生時代に訪れた、インドのカジュラーホの庭園でのことだったと思います。
ヒンドゥー教だったか、ジャイナ教のものだったか記憶は定かではありませんが、40度の急な原因不明の発熱から3日ぶりに回復、芝地に座り、寺院のスケッチをやっていると、地元の占い師?霊媒師?が登場。
互いにつたない英語で世間話をしていると、突然、彼が
「お前の前世はガンジス川でおぼれて死んでいる」
「お前もおぼれかけたことはないか?」
「あー、確かに幼少の頃、波の出るプールでおぼれかけ、水を大量に飲んだことが・・・」
「そうだろう、そうだろう」
「水難の相があるから、これからも気をつけなさい」
といった内容の会話。

ほう、観光地特優の商売っ気たっぷりの人々と違い、いい人もいるじゃないか。
もしかしたら、本当に霊感が強く、真実を言ってくれているのかも、しれない。
水難には気をつけよう。
ヴァーラーシィーでチャレンジしたいと思っていた、ガートでの沐浴も中止しよう。

さすがに30年以上前の出来事であり、記憶は薄れていますが、頭の片隅には、いつも在った、貴重なアドバイスだったと思います。
とはいえ、同時に言われたことは、
「現在の彼女はお前を愛していない」
「きっと、もっと素敵な、お前を本当に愛してくれる女性が現れるだろう」
との、うれしい?お告げは、その彼女がそのまま奥さんとなり、この齢になるまで別の女性が現れる兆しが全くないところをみると、やはり、ニセ、占い師だったのかも、しれません。
残りの人生に、少しだけ、期待しておきましょう。

昨日の悪夢の出来事の、今、思えば、前兆だったのかも、しれません。
昨年末くらいから、あるいは秋くらいには症状は出ていたのかな?
ボートの船外機の回転数があがりきらず、滑走までの時間が長かったり、滑走しなかったり。
一度はプラグの一本が不良と、交換することで、走りが戻りますが、また段々と、さらに症状は頻発するようになり。
燃費も、驚くくらい、悪くなります。
自分の体重やどんどん増えるジグや鉛の積載量のせいかとも思いますが、以前は人間が3人乗っても同じように滑走していたため、船外機の能力にはまだ余裕があるはずだし・・・。
ネットで原因の候補を探り、燃料系、電気系、駆動系、色んな箇所を調べてみますが、わからず。
あー、こののっこみ前の、良期にドックインさせるしかないか。
金もかかるだろうな。
確定申告作業でピリピリしている、奥さんの頭には、きっと角が生えるにちがいない。

もんもんとした日々を送っていた時、ドッグ入り前の最終確認と思って、船尾のドレンコックを開けてみると・・・。
出るわ、出るわ、大量の水。
勢いよく、5分以上。
感覚としては、浴槽の半分くらいの、水が排出されます。
マーライオンs
いつの水なのか、わからないため、恐る恐る舐めてみると、やや塩味もしますが、海水ほど高濃度でも、なく。
デッキから雨水や水洗いの水が浸水して、二重底内にたまったのではないか、と、とりあえず仮判断します。

その後、2、3日後に降雨。
屋根がなく、野ざらし状態のボートにも、もちろん降雨。
雨上がり後、再びコックを開いてみると・・・。
じゃーっ。
水が出ます。

やっぱり雨水だった。
では、海水はおそらく、浸水はしていない。
海に出ても大丈夫に違いない。
浸水箇所を確定するための、チェックが必要だ。
そうだ、海へ行かねば。

マラソンで賑わう熊本市内を、前日に抜けだし、久しぶりに、週末の休日、南の海へ、行ってきました。
現地到着が正午過ぎだったでしょうか。
急ぎ準備し、沖へ向かいますが、予報と違い、爆がつくくらいの、強烈な風。
春一番は終わりましたが、続けて、春二番、春三番が吹きつけます。

とても沖には出れないと、湾内で烏賊狙い。
モンゴウと、小さいアオリだけで、一日目を終わります。
上陸後、ドレンコックを恐る恐る開けてみると・・・。
よっしゃー、何も出てきません。
安全と、快適な走りの復活に、貧果でしたが、明るい気分になり、牛深の夜を楽しみます。

そして、いよいよ、悪夢の翌日へ・・・、続く。

節分釣行 170204

節分釣行
3月の最終土曜日には地域の恒例イベント、本妙寺桜灯籠開催。
地域住民が無償で協力し、来場者含め、イベントが成功するとなんとも言えない達成感を憶えることも事実ですが、釣りが趣味、というより、人生そのもののようになっている私。
やはり毎年毎年、春の、のっこみの季節に、毎週の日曜が準備にとられてしまうことには、正直、まいっておりました。

ところが、今年は地震の影響で本妙寺エリアの被害も大きく、復旧もまだ道半ば、本妙寺桜灯籠は中止に。
よっしゃー、今年は気兼ねなく毎週日曜出撃ができる。
仲間と一緒に釣りも宴会も楽しめる・・・。
大物赤様、大物烏賊様・・・、久々に、ゆっくり春の海の豊かさを享受できる・・・。

と、秘かに、地域の住民、仲間には、ばれないように、秘かに喜んでいたのですが、不思議なことに、いや普通なんですかね。
その他の行事が組まれたり、打合せがあったり、桜灯籠の代替イベントが提案され、その準備だったり。
同じように、スケジュール表の、土曜や日曜が埋まっていきます。
2月も既に、4度の週末が、予定あり、に。

あー、またしても、例年と同じように休日出撃が、できない。
うーん・・・。

ということで?、ははは、毎度の、平日出撃を目論みます。
決行日は節分の3日と、翌4日。
貧果が続いているため、食糧確保の観点からも、二日連続釣行を決意します。

節分の豆まきは、毎年、我が家でも大事にしていたイベントですが、豆を投げ合って戦った娘たちも、現在は東京の人。
楽しい家族の想い出でもあり、奥様に、節分に不在、天草に宿泊してもいいか、と、恐る恐る聞いてみると、意外なくらい、快諾。
猫たちと豆まきを楽しむよ、と軽く言われます。
これ幸いと、深く追求はしませんが、おそらく、多分、きっと、鬼は外、と言いながら、私の名を唱えることに、快感を覚えるのでしょう。
いつも鬼嫁、鬼嫁と、いじめる私に、秘かにリベンジしたい気持ちが、どこかにあるのかもしれません。
おー、怖っ・・・。

3日早朝、3時過ぎに家を出発。
前日夜に現地入りしながら、まだコンビニの駐車場で寝ている外海さんを不思議に思いながら、6時過ぎに港へ到着。
出港が7時過ぎ、だったと思います。

まずはいつもの烏賊様狙い。
桜灯籠は中止でも、たぶん打ち上げはあるでしょうから、冷凍のきく食材確保と頑張りますが、小潮、そして無風。
まったくボートは流れず、何もあたりません。
外海さんが合流した8時を過ぎても、あたりすら、なし。
ようやく500gほどの烏賊が釣れたのは、もう10時くらいだったと思います。

まあ、二日も釣りをするから、夕方、翌日早朝はまた活性が上がるかもしれない。
と、烏賊に見切りをつけ、沖に向かいます。
取り出した仕掛けは・・・。
ははは、あきらめが悪いですね。
前回、有明海で使わなかった、カワハギ仕掛け。
秘かに、エサも、わずかに購入して行ってました。

赤様の実績ポイント付近で仕掛けを落してみると・・・。
第一投で、小型ながら本カワが釣れます。
サビキ仕掛けのアジ狙い等では簡単に釣れ、外道としてぞんざいに扱っていた魚。
キモと一緒に食べることが一般化されてからは、その価値もあがり、専門に狙う遊漁船も多々。
狙った魚を狙った仕掛けで、釣る。
狙ってもなかなか釣れなかった、カワハギが、簡単に・・・。
頭の中はすぐにキモ醤油をつけた刺身の味で、いっぱいになり、鬼嫁さんにもいい土産ができたと、喜びます。

入れ食いとまではいきませんが、30分ほどで、5枚の釣果。
型は最大で25センチ弱。
新たな魚種とポイントの発見に、烏賊の不調も忘れるくらい、気は楽になります。
エサ取り名人との駆け引き・・・、と言われますが、そんなテクニックなど知らない私。
狙う人がほとんどいないため、すれてないカワハギさんばかり、だったんでしょうね。
普通にエサをつけ、普通に海底に仕掛けをキープしていると、ほぼ向こう合わせで、かかってくれます。
あたりが遠のいたところで、赤様狙いに変更、さらに沖まで移動します。

が、やはり無風、潮も流れず、あたりもほとんどない低活性。
40弱の赤様を一枚だけ釣って、夕刻、また烏賊様狙いに浅場に戻ります。
日没寸前にやや活性が上がったのか、2杯の烏賊を追加しますが、大型は、来ず。

上陸後、泊るかどうか外海さんと相談しますが、魚も烏賊も、あまりの低活性で、二人とも翌日に希望を見出せず。
早朝の寒さもこたえる、と、予定変更、一日だけでの帰宅を決めます。

帰宅後、特に不機嫌な様子を見せるわけでもない、鬼嫁様。
眠さがピークとなり、豆まきを一人でやるよう頼みましたが、わざわざ私の枕元の窓をあけ、外に豆を投げる、奥様。
きっと、心の中で、私の名を叫んでいるんだろうな、と思いながらも、キモ醤油の刺身とアルコールで気持ちよい、私。
そのまま、深い眠りに、入っていきました。
あー、美味かった。

さて、今日は立春、魚の活性も上がりだすでしょう。
次はどの平日に、行きますかね。
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プロフィール

今日も時化た

Author:今日も時化た
熊本へ戻って以来、釣りに行きたい病が復活。
船外機付きゴムボートで天草の西へ東へ。
「釣り、たまーに仕事」をモットーに、これからも頑張ります。

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