FC2ブログ

2017-11

釣月耕雲 171122

釣月耕雲
天気が悪く、釣りに行けなかった、先週土曜日、ですかね。
となり町のかがやきの森という施設で、城西校区地域活性フォーラムというイベントがあり、娘の恩師が基調講演をされることもあり、夫婦で散歩がてら、島崎方面を彷徨ってきました。
岳林寺へ向かう道のこと、三賢堂はもちろん、知っていましたが、そのすぐ近くに、釣耕園續邸という、細川家の別荘があり、その有効活用を模索しよう、というもの。
落ち着いた、いい数寄屋の建物でしたが、釣耕園という名前は?
やはり、釣りを趣味とする者にとって、少し琴線に触れる、変わったネーミングではありました。

そして、その名前の由来を聞いてみると・・・。
なんでも、茶室に招かれた、細川家中老の方が、おそらく、夜のことなんでしょうね。
「釣月耕雲」という漢詩を詠んだことが、始まり、だとか。
月を、釣り、雲を、耕す。
なんと、スケールの大きい、壮大な、詩、なんでしょう。
詩など、才能の全くない、私。
おそらく、満月、中秋の名月、三日月、上弦の月、下弦の月。
そのまわりを、ただよう、横切る、雲。
月光に反射し、端を煌めかせる、雲。
そんな、どんなに素敵なシーンを見ようと、翌日の天気や、潮の大きさを想像するくらいしか、できない、私。
余裕ある、才能ある、博識な中老様と比べて、なんと、私の人間としてのスケールが小さいことか。
フォーラムの内容より、宇宙を超越したような、人間の想像力の大きさに、新鮮な感動を覚えた、週末でした。

確か、帝都物語で、呪文を唱え、惑星、衛星の物理的つり合いを変えて、月を地球に衝突させようというシーンがあったように思いますが、星を見て神話を想像した古代ギリシャ人、名月を取るといって、御手水に反射させる、昔の日本人。
月を捕獲しようと、釣る、という言葉を使い、雲を畑に見立て、耕す、と詠む、江戸時代の詩人。
いやはや、なんとも、です。

といった、感動を覚えた、私ですが、俗、極まれり、ですかね。
相変わらず、週末は悪天候やら、地域行事やらで、出撃の機会が見通せません。
もう、限界。
予定は未定、未定は予定?
よく、わかりませんが、またしても、平日釣行。
昨日、日帰りで、西の海へ、浮かんできました。
 
来月予定されている、我が家での宴会までには、まだ日数もあり、今回も、ノルマなしの、お気楽釣行。
冷凍が効く、烏賊様を数杯キープし、あとは、釣れたものが、釣れた魚?
坊主でも、構わない。
月を、いや、海を釣り、雲を、いや、海を耕す、くらいの、ゆったりとした気分で、釣りを楽しめれば、十分だ。
と、思って、出港、したのですが・・・。


いやはや、全く、駄目、ですね。
そんな心境には、全く、到達することができません。
朝一に、500gほどの、この季節にしては良型の烏賊がかかりますが、タモを使わず、ランディングしようとしたのがいけなかった。
掴んだ瞬間、私の顔めがけて、強烈な墨爆弾、炸裂。
目のまわりだけ、ひとまずタオルで拭きますが、エギを外そうとすると、爆弾、第二弾、炸裂。
合羽、ウェーダー、顔をもちろん、ボートのほとんどの部分に、到達しています。
顔を拭いた、タオルは既に真っ黒く、服やボートをそれで拭くと、汚れを拡散するだけの、状態。
急ぎ、清掃用のスポンジを取り出して、ボートの前、後ろ、横面を、海水を汲んでは、墨を落す作業。
朝の時合に、30分以上、烏賊墨と、格闘していたと思います。
憎っくき烏賊め、おまえの仲間を、根こそぎ、釣ってやる・・・。
鏡は持ち合わせていなかったため、自分の顔を見ることはできませんでしたが、薄く、黒色に汚れ果てた形相で、鬼のような表情をしていたと、思います。

風がなく、烏賊は二杯だけで終了。
気分も落ち着き、いつもの柔和な表情に戻って、次は魚さんとの会話をするために、沖へ向かいます。
珍しく、幸先はよく、60弱の赤様、50前後のオオモンハタが釣れてくれて、釣海耕海?の心境へ、少し、進みます。
が・・・。

まずは根がかりの処理にもたつき、PEの、高切れ。
インチクを失います。
次は、すさまじい走りと、重量感。
やっぱり。心が澄んでいると、魚の警戒心も解けるのか、80の赤様が来てくれましたよ、と、やりとりを楽しんでいましたが、どうも、途中から、引きの感触が、違う。
両手でのポンピングで、やっと上がってくると、ズンズンズン・・・。
立派な、立派な・・・、mオーバーの・・・、サメ。
なんとかリーダーの、先の方での切断を試みますが、海面近くで激しく抵抗し、PEから、プッツん。
二個目の、インチクを失います。
鯛ラバに替え、着底後、巻上げを開始すると、すぐに、重量感が、ゼロに。
リーダーのチモトから、切れて、ました。
サワラの泳ぐ層ではないと思いますので、西の海でも、太刀魚がいたのかもしれません。
鯛ラバを、ロス。
もう、顔は、烏賊墨、被弾後の形相と、同じだったかも、しれません。
挙句には、小さい根魚が底でかかり、無造作に上げていると、ひったくるような大きなあたり。
すさまじいスピードで横に走ったり、急に軽くなったり。
おっと、この引きは、もしかして、あの、美味しい、ハガツオさんでは?
生姜、ニンニク、醤油・・・。
と、頭の中を廻った、もう、中層まで巻いていましたが、ふっ・・・。
根魚もろとも、針には、残っていませんでした。
ジグで狙ってみますが、あたり、なし。
あきらめ悪く、数回、流してみますが、あたり、なし。
自分のあきらめの悪さを、釣月耕雲のスケール感と比較しては、ため息が、出る、のみ。
なかなか、人間、急には、やはり、変われません、ですな。

私がひねるとすれば・・・、「釣女耕陰」ですかね。
まだまだ、俗、たっぷり、です。
あー、色即是空、色即是空。
では
171121s.jpg
スポンサーサイト

初タチ 171114

初タチ
といっても、もちろん、まだ11月。
新年明けての、姫初めにおよび、古息子が勃ったわけではなく・・・。

初の、太刀魚との遭遇、でした。
週末も、天気やら、同窓会行事やら、地域行事やらで、なかなか休日には、海に行けず。
アビスパは、自動昇格の2位から転落し、またしてもプレーオフでJ1を目指すことに。
前回、10月末にも、釣りには行きましたが、食材確保のための、ノルマ釣行。
ストレスは、やはり、お腹の脂肪同様、貯まりに貯まり。

ということで、仕事の段取りを早めに済ませ、居留守の言い訳を考え、禁断の、平日。
それも週始めの、月曜日に、南の海へ行ってきました。
出発は日曜午後。
すれ違う、日曜出撃の倶楽部員の車に手を振りながら、渋滞知らずの道を南下。
いつもの居酒屋さんこそ、満員で入れませんでしたが、新しいお店も開拓。
いつもの、胸ワクワクの、前夜を楽しみます。

最近、猫たちが餌をねだり、早朝5時前に起こされるのが、日常になってしまったのか、冬至も近づき、夜明けは遅いのに、やはり5時には起床。
まったりと、準備を、します。
出港は、6時半頃だったですかね。
まだ家では、半ズボン、半そでで過ごしている、デブな私。
特に寒さを感じることもなく、潮が小さいため、釣行前から決めていた、東海岸方面へボートを進めます。

お決まりの、近場での烏賊狙い・・・、坊主、まあ、10分ほど、でしたが。
大好きな山の浦沖も通過し、初秋に青物が好調だった、産島沖を目指します。
今回の釣行は、一切、ノルマ、なし。
肉食も、メニューを考えるのが面倒になってきた、我が夫婦。
たまには魚も食べたいね、くらいの理由でしたから、何を釣ろうと、自由。
釣れなくても、焦りも、ストレスも、無縁の、お気楽釣行、でした。

まずは青物を一本釣って、山の浦沖へ戻り、また始まった赤様トーナメントにエントリーできるサイズを釣って、最後に烏賊様を少しキープすればいいか、との、緩い目標。
獲物を追う狩猟本能など、どこにも沸かず、文字通り、太公望の心構え。
やはり、それがいけなかったんでしょうね。

産島沖の青物ポイントへ着いても、船団は全くおらず、遊漁船もちらばって、赤様を狙っています。
魚探にも、全く、ベイトは映らず、青物の気配、全く、なし。
それでも、諦めが悪い、私。
実績ポイントを中心に、ジグジグしていると、何故か着底がいつもより遅い気がした瞬間が、おとずれます。
あれっ、底潮は早く、また根がかりでもやってしまったかと、急ぎ、巻き始めると、多少の重量感。
あー、ガラちゃんかサンゴでも、かかったのかと、ほとんど魚の引き感覚はないまま、巻上げてみると、海面に、長いシルエットがキラリ。

人生、初の、太刀魚、でした。
今年は熊本県下でも、よく釣れていると聞きますが、我々がよく出撃する、南や西の海では、あまりニュースもなく。
指3本と、小さい魚体でしたが、うれしい外道であることは間違いなく。
即座に、刺身や塩焼きで、頭の中が満たされていきます。
振り返ってみると、今年は外道がよく釣れた、一年ではありました。
初物が、マグロ、クロ、そして太刀魚。
久しぶりに好調だったのが、ネリゴやハガツオ。
赤様の連続に閉口していた家族も、今年は、少しは楽しめたことと、思います。

一本釣れると、やはり、ドラゴン級の、もっと大物。もっと沢山の数、を求めるのは、やはり性、でしょうね。
釣った、いや、偶然、釣れた軌跡を何度も流してみますが、その後、青物含め、一切、釣れず。
太刀魚は群れでいる魚なんでしょうが、その行方は、魚探を凝視しても、さっぱりわからず。
やっぱり、群れを見付けにくいという意味でも、幽霊魚、なんでしょうね。

予報より天気のくずれは早く、雲行きがあやしくなってきたため、その後、山の浦沖へ移動。
青様と違い、非常に多い、魚探にマークした、赤様の実績ポイント。
潮の流れもちょうどよく、大物赤様が来る雰囲気だけは、かなりあったのですが、来るのは、キジハタのみ。
型はいいため、食べるには、うれしいのですが、狙いはあくまで赤様。
潮が動きだし、最小の潮にもかかわらず、赤島付近は渦が出来始めます。
ゴムボート時代の、遊園地のコーヒーカップのように、とはなりませんが、ゆっくりゆっくり、360度回転も、しばしば。
やはり船酔いと闘いながら、ひたすら、赤様を狙いますが、チャリコ、のみ。
13時過ぎには、小雨が降り出したため、沖上がりを決意、します。

帰宅は、熊本市内に入ったのが17時過ぎ。
渋滞知らずで、日曜午後に天草へ向かったのと裏腹に、市内は凄まじいラッシュアワー。
禁断の平日出撃も、帰宅時間は再考の余地があるなあ、と、反省する釣行でした。
でも、ノルマも、賞もない、単なる、釣り・・・、思わぬ獲物もあって、いやー、楽しかった。
また、行こうっと。
もうちょっと、釣れても、いいんだけど、ほんとは。
171113s.jpg

«  | ホーム |  »

プロフィール

今日も時化た

Author:今日も時化た
熊本へ戻って以来、釣りに行きたい病が復活。
船外機付きゴムボートで天草の西へ東へ。
「釣り、たまーに仕事」をモットーに、これからも頑張ります。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
表紙 (1)
釣り日記 (319)
肥後ボ (20)
火のボ (82)
live日記 (98)
OL (119)
MIXI日記 (365)
イタリア旅日記 (30)

御来訪ありがとうございます

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR