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2019-09

飛地 110905

飛地
台風12号は、和歌山にも大きな被害をもたらしたようだ。
田辺、那智勝浦、懐かしい地名が、ニュースから聞かれる、残念ながら悪いニュース、だが。

和歌山市以外は観光で訪れただけだが、あのすばらしい風景、空気が豪雨によって、すさまじい被害を受けた、と聞くと、和歌山を離れて10年以上がたつが、心はやはり痛む。

時間距離では、日本で最も東京から遠い地域。
白浜空港からは、プロペラ機。
「いざ東京」に全国の知事がヨーイドンで上京しようとすると、最下位は和歌山県知事、だとか。
島田陽子が、金属探知機に何度もひっかかり、他の乗客が温かく見守りまがら無事通過を応援していたのも、懐かしい。

今ではどうなっているのかは知らないが、あの地域には飛地があった。
和歌山県なのに、奈良県の中にあったり、三重県の中にあったり。
逆もあったように思う。

川を経由しての生活習慣、あるいは天領だった歴史上の経緯から、と当時は説明を受けた記憶がある。
町田市などは、小田急線に新宿から乗ると、一度神奈川県に入って、また東京都になるが、一応気持ちだけは、陸続きではある。
町田市民は、しっかり自分たちは東京都民だと、思っている。

が、紀伊半島の県境は、完全に飛地。
まわりは他の県に360度、囲まれている、所属する都道府県からは完全に離れている地域が、今でもある。

境界を定める、少しでも拡大するために狭い国土内で争ってきた明治前の日本。
その結果として、飛地が残る現実に、新鮮な感動を覚えた記憶がある。

そんな紀伊半島の災害のニュースをきっかけに、飛地、というものをネットで調べてみると・・・。

驚くことなかれ、もちろん、世界にはその領土拡大の戦争の結果として、たくさんの飛地が存在する。
さらに、国内にも、今でも数十の飛地があり、何と熊本県でも荒尾と大牟田地域に、現存しているではないか。

藩を基礎として、陸や川、海といった地理的条件を境界として、少なくとも国内のボーダーは確固たるものと思っていた。
荒尾や水俣、小国・・・。
他の県に近いところに住む人が、どんな県境、という認識を持っているのか、残念ながら住んだことがないので、経験上の考察はできないが、未だに戦争が絶えないこの地球。

人類の英知は、ボーダーレス、ではなく、飛地、という異種混合、突然変異が、発展させてくれるのかも、しれない。
飛地、に住むという意識、アイデンティティとはどんなもんなんだろう。

ふと、そんなことを考えさせてくれる、紀伊半島のニュースだった。
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熊本へ戻って以来、釣りに行きたい病が復活。
船外機付きゴムボートで天草の西へ東へ。
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